国立国会図書館総合目録ネットワーク(ゆにかねっと)

事業について

「国立国会図書館総合目録ネットワーク」とは

「国立国会図書館総合目録ネットワーク」とは、県域を越えた公共図書館の図書の総合目録ネットワークです。
この事業は、平成6年度から平成9年度まで、情報処理振興事業協会(当時)と国立国会図書館の共同実験として進められてきた「パイロット総合目録ネットワーク・プロジェクト」を継承するものです。
参加館のうち、データ提供館が所蔵する主に和図書の書誌データを機械的に突き合わせて同定し、総合目録データベースを構築しています。平成24年1月までは独自の専用システムを運用してきましたが、平成24年1月に国立国会図書館サーチにシステムを統合しました。現在は、国立国会図書館サーチを通じて、サービスを提供しています。事業参加館は、国立国会図書館サーチにログインすると、検索結果から相互貸借情報確認画面へ遷移でき、県域を超える資料所蔵館に対しても、電子メールもしくはFAXで相互貸借を依頼することができます。

 

総合目録ネットワーク事業の展開について

国立国会図書館では参加館の皆様にご協力を仰ぎながら、国立国会図書館総合目録ネットワーク事業の今後のあり方について検討を進め、国立国会図書館サーチにシステムを統合するにあたり、平成23年5月に「国立国会図書館総合目録ネットワーク事業システム統合計画及び事業方針(平成23年度~平成25年度)」を取りまとめました。
平成24年1月以降は、本文書の第4章 「システム統合後の総合目録ネットワーク事業の方針」に沿って事業を展開していますが、当面は、収録データの更新促進、誤同定及び書誌割れの解消、データ提供方式のOAI-PMH切替え対応といった事項に重点的に取り組み、現状環境の改良に努めます。

現在の参加館数

参加館 1,155館(うちデータ提供館 69館) ※国立国会図書館を除く。
(内訳)
都道府県立図書館  56館 (56館)
政令指定都市立図書館の中央館  20館 (13館)
政令指定都市立図書館の分館  195館
市区町村立図書館  884館

参加館一覧

データ提供館一覧

「ゆにかねっと」は国立国会図書館総合目録ネットワーク事業の愛称です  | 国立国会図書館ホームページ