「メタデータ流通ガイドライン」<古典籍編>を公開しました。
2023年6月19日
「メタデータ流通ガイドライン」<古典籍編>を公開しました。
https://iss.ndl.go.jp/information/guideline_classic/
「メタデータ流通ガイドライン」は、デジタルアーカイブ、蔵書目録をはじめとする各種データベースのメタデータ設計に関わる方が、各機関の特性に応じた適切なメタデータの作成・流通経路の選択をしていただけるよう作成したもので、2022年3月にドラフト版として<共通編>を公開しました。
今回新たに公開する<古典籍編>では、「メタデータ流通ガイドライン」の資料種別編として、主に和古書のメタデータにおいて採用される項目について説明します。
古典籍のメタデータの特徴をふまえた流通のポイントを整理し、古典籍の発見可能性の向上と、持続可能性の高いメタデータ流通を、ともに実現することを目指します。
※「和古書」とする範囲は各機関により異なるため、<古典籍編>では、概ね江戸期以前に書写・刊行された日本語資料を指すこととしました。地図・絵図・文書等の資料においても、共通的な事項や、デジタル資料のメタデータを作成する際などに、このガイドラインを参照いただくことが可能です。
図:「メタデータ流通ガイドライン:資料種別編 〔古典籍編〕」が対象としている流通経路
本ガイドラインの記載内容に対するご意見については、以下のページをご確認のうえお寄せください。
https://iss.ndl.go.jp/information/guideline_contact/
本ガイドラインの編纂にあたり、国文学研究資料館にご協力いただきました。
また、Japan Open Science Summit 2023(JOSS 2023)にて、<古典籍編>をはじめとする「メタデータ流通ガイドライン」のセッションを実施します。
ご関心ありましたら是非、参加申込フォームからお申込みください。
●6月21日(水)16時~17時30分
「多様化するメタデータの共通基盤へ:走り出したメタデータ流通ガイドライン」
詳細:https://joss.rcos.nii.ac.jp/session/overview/?id=se_110
※JOSS 2023公式サイト: https://joss.rcos.nii.ac.jp/
参考:
「メタデータ流通ガイドライン」(ドラフト版)を公開しました。
「メタデータ流通ガイドライン」<研究データ編>を公開しました。