





図書
考える脳・考えない脳 : 心と知識の哲学
信原幸弘 著
詳細情報
タイトル |
考える脳・考えない脳 : 心と知識の哲学
|
著者 |
信原幸弘 著 |
著者標目 |
信原, 幸弘, 1954- |
シリーズ名 |
講談社現代新書
|
出版地(国名コード) |
JP
|
出版地 | 東京 |
出版社 | 講談社 |
出版年月日等 |
2000.10
|
大きさ、容量等 |
211p ; 18cm
|
ISBN |
4061495259
|
価格 |
660円
|
JP番号 |
20120485
|
出版年(W3CDTF) |
2000
|
件名(キーワード) |
認知科学 |
|
|
件名(キーワード) |
脳 |
|
|
NDLC |
M121
|
NDC(9版) |
007.1 : 情報科学 |
対象利用者 |
一般
|
資料の種別 |
図書
|
言語(ISO639-2形式) |
jpn : 日本語 |
目次
- 考える脳・考えない脳 心と知識の哲学
- 目次
- はじめに—心と脳をめぐる問題 心身二元論の誘惑—心と脳は別の実体か 超能力問題 一元論に向けて 3
- 第1章 古典的計算主義 19
- 心=脳のモデル 表象主義 「花」は「散る」か—表象の内在的特徴と志向的特徴 「トムはスパイである」 思考の言語 心はいかにして脳でありうるか 構文論的構造 文と絵のちがい 心的過程—「花子はケチだ」はどう形成されるか コンピュータ・メタファ 思考能力の体系性 推論能力の体系性 すべての認知能力は体系的か
- 第2章 コネクショニズム 53
- ニューロン群の興奮 人工ニューラルネットワーク シナプスの重み 学習アルゴリズム 般化能力 プロトタイプ 空間的パターンと時間的パターン 回帰ネットワーク 行動の産出—いかにして「手を挙げる」か 隠れ層の興奮パターンが表象するもの 分散して表象する 表象の重ね合わせ 興奮パターンは構文論的構造をもたない 再合成の困難 まとめ
- 第3章 直観のメカニズム意識と無意識 93
- 直観的判断の不思議 直観の複雑さ 意識から無意識への投影 古典的計算主義による「善悪を導き出す過程」 意識と無意識のちがい 直観能力の習得 善のプロトタイプ 意識的過程の無意識化 メカニズムの切り替え 熟練の技 テニスの初心者と熟練者 知覚と運動の協調—なぜボールを打てるのか 知覚の錬磨 無意識の過程
- 第4章 フレーム問題—知識の組織化 131
- ロボットは作業を始められない フレーム問題 スキーマをもったロボット 状況ごとにスキーマは異なる 典型的な状況を知る 典型性の判定 「特別な事情がない」という形の知識 スキーマの産出 並列処理 必要なものだけ復元する状況把握 関与することがらを直接把握する 典型的な状況からのずれ
- 第5章 心のありか 169
- 心は脳だけではない 「内語」と「発話」 筆算 暗算 脳の入力と出力 暗算とは表象の表象 発話による思考—「つぎの日曜日は給料日まえだ」 発話傾向としての思考 無意識的な思考過程 習慣的行動に思考はあるか 習慣のメカニズム 脳の出力としての内語 環境のなかに生じる思考 考える脳と考えない脳 心は脳と身体と環境からなる一大システム
- 日本語のおもな参考文献 209
- あとがき 210

Copyright © 2012 National Diet Library. All Rights Reserved.
