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江戸のパスポート : 旅の不安はどう解消されたか (歴史文化ライブラリー ; 432)

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江戸のパスポート : 旅の不安はどう解消されたか

(歴史文化ライブラリー ; 432)

国立国会図書館請求記号
GD15-L34
国立国会図書館書誌ID
027528322
資料種別
図書
著者
柴田純 著
出版者
吉川弘文館
出版年
2016.9
資料形態
ページ数・大きさ等
270p ; 19cm
NDC
384.37
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資料詳細

要約等:

庶民の旅が盛行した江戸時代。旅人は、身許証明と同時に病気や不慮の事故の際に保護を求める文言が記された「往来手形」を携えた。旅行難民救済のシステム=パスポート体制からみえる江戸時代の光と影に迫る。(提供元: サピエ図書館資料検索)

著者紹介:

柴田 純 1947年、愛知県に生まれる。1972年、京都大学文学部国史学科卒業。1981年、京都大学大学院博士課程国史学専攻単位取得満期退学。現在、京都女子大学文学部教授、京都大学博士(文学) ※2012年12月現在【主な編著書】『思想史における近世』(思文閣出版、1991年)『江戸武士の日常生活』...

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目次

  • 旅に倒れて―プロローグ/元禄享保期の旅行難民対策(元禄令と村送/元禄令と加賀藩/元禄令と諸藩の対応/明和令成立の背景)/パスポート体制の成立(旅行難民救済の実態/往来手形について/旅行難民の実数を考える/田辺領でのパスポート体制の成立)/パスポート体制の整備と終焉(田辺領での村送体制の整備/難所峠の整備/旅行難民の迎えについて/地域財政を圧迫する負担の増大/明和令以後の村送り問題/藩領を異にした紛争の処理/パスポート体制の終焉)/パスポート体制の影(乞食死を考える/紀州藩田辺領の乞食死/紀州藩田辺領での乞食対策/乞食死の対応をめぐって/往来手形不携帯の人々の処遇)/偽往来手形と無宿(無宿問題へのアプローチ/偽往来手形の横行/義絶帳外急増の背景/義絶帳外と追放の実態/天保改革と無宿問題/無宿の終焉)/近世パスポート体制から学ぶ―エピローグ

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記録メディア

資料種別
図書
ISBN
978-4-642-05832-2
タイトルよみ
エド ノ パスポート : タビ ノ フアン ワ ドウ カイショウ サレタカ
著者・編者
柴田純 著
シリーズタイトル
著者標目
柴田, 純, 1947- シバタ, ジュン, 1947- ( 00209444 )典拠
出版年月日等
2016.9
出版年(W3CDTF)
2016