学術文庫版刊行に当たって まえがき 第一章　課題と方法 　一　哲学と宗教 　二　課題への方法 　三　課題からの方法 第二章　宗教I　仏教 　一　前史または背景 　二　ゴータマ・ブッダの生涯 　三　ブッダの教え 第三章　宗教II　キリスト教 　一　聖　書 　二　イエス・キリスト 　三　イエスの教え 第四章　宗教III　イスラム教 　一　歴史的舞台 　二　ムハンマド 　三　コーランの教え 第五章　特殊的宗教の哲学I　仏教的宗教の哲学 　一　仏教の二大支柱 　二　大　智 　三　大　悲 第六章　特殊的宗教の哲学II　キリスト教的宗教の哲学 　一　超越的・実在的絶対他者または神 　二　神の愛またはアガペー 　三　永遠の命 　四　波多野宗教哲学の問題点 第七章　特殊的宗教の哲学III　イスラーム的宗教の哲学 　一　神秘主義 　二　スーフィー的意識・存在・構造 　三　存在一性論 第八章　宗教批判の哲学 　一　フォイエルバッハ 　二　マルクス 　三　ニーチェ 第九章　宗教批判の批判の哲学 　一　神は実在か虚構か 　二　神は死んだか 第十章　宗教の哲学の課題 　一　救済の問題 　二　絶対者の問題 ほか