生命倫理の分野の学際性を反映して、医学、保健学、看護学、歯学、薬学、生物学(生命科学)、農学、化学、社会福祉学、宗教学、教育学、法学、経済学、心理学、歴史学、社会学、文化人類学など、様々な領域の専門研究者が1400を超える見出し項目を執筆している。狭義の生命倫理関係だけでなく、生態系全体の「いのち」に関わる環境倫理・経済倫理関係の項目も含む。見出し語の排列は、まず邦語が50音順、次いで欧語がアルファベット順。巻末の付録として、「ヒトゲノムと人権に関する世界宣言」等の関係文書や「妊娠中絶と生殖補助技術に関する各国の法的対応」と題する一覧表ほかの参考資料、紀元前から2002年に至るまでの関連年表、文献一覧、事項索引および人名索引を付す。