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王朝まどろみ論 (古典ライブラリー ; 6)

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王朝まどろみ論

(古典ライブラリー ; 6)

国立国会図書館請求記号
KG16-E88
国立国会図書館書誌ID
000002420366
資料種別
図書
著者
高橋文二 著
出版者
笠間書院
出版年
1995.5
資料形態
ページ数・大きさ等
341p ; 20cm
NDC
910.23
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資料詳細

要約等:

王朝文学の特質を日本固有の「まどろみ」的な状況から読み解いてゆく。例えば待つことに生きた女流作家の「夜と昼」「この世と常世」重層する時空間を、照射した論考と折口信夫の「重層的な視点」に迫る。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

高橋 文二 1938年東京都生まれ。駒沢大学、同志社大学、京都大学などに学び、現在、駒沢大学で平安文学を講ずる。著書に「風景と共感覚」「三島由紀夫の世界」「紫式部日記」など。*(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

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目次

  • 第一部 王朝仮名文学の世界一 王朝まどろみ論−女流文学一面−二 王朝仮名文学世界の精神的基盤−慰籍と執としての「自然」−三 『蜻蛉日記』の風景描写と女の立場四 描かれない風景−『更級日記』小見−五 王朝女流日記文学の喪失と成熟六 『土佐日記』小見−貫之の歌の時間性と空間性をめぐって−七 「あくがるる心」と鎮魂八 「読歌(よみうた)」の系譜−「古代歌謡」と『源氏物語』−九 場(ヽ)所(ヽ)としての地名から象(ヽ)徴(ヽ)としての地名へ−「歌物語」の視座から−十 物語の時空十一 『源氏物語』の原風景−鬼と狐と稲荷のことなど−第二部 折口信夫ノート一 重層する視点二 折口信夫の感性と言語表現をめぐって三 折口信夫の視座と物語研究

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資料種別
図書
ISBN
4-305-60036-6
タイトルよみ
オウチョウ マドロミ ロン
著者・編者
高橋文二 著
シリーズタイトル
著者標目
高橋, 文二, 1940- タカハシ, ブンジ, 1940- ( 00107494 )典拠
出版年月日等
1995.5
出版年(W3CDTF)
1995